2023年10月に個人として世界初のYoutubeチャンネル登録者数が2億人を突破した「MrBeast(ミスタービースト)」。
世界1のYoutuberとして群を抜く人気を誇るMrBeastは、Youtubeで独自コンテンツで成功しただけでなく社会貢献の一環として寄付活動を行う慈善家としての顔を持ち合わせています。
今回、MrBeastについて紹介するにあたって、Youtubeや慈善家の成功そしてMrBeastのプロフィールを見ていきたいと思います!
MrBeast(ミスタービースト)とは?
まずは、簡単にMrBeastについてご紹介していきます。
MrBeastを運営するのは、本名ジェームズ・ステファン・ドナルドソン(James Stephen Donaldson)。
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1998年5月7日にアメリカのカンザス州ウィチタで生まれ、ノースカロライナ州グリーンビル育ちです。
Youtube『MrBeast』は個人で運営されているYoutubeチャンネルで最も登録者数が多く、2億人を擁する超人気チャンネルです。
2022年7月28日にチャンネル登録者数が1億人に到達。そして、2023年10月15日には個人Youtubeチャンネルとして初の登録者数2億人を達成しました。
自ら危険を冒した動画やエキストラを集って大金を賭けた動画などチャレンジ系のエンターテインメントコンテンツを提供して人気を博しています。
また、寄付活動・支援活動を行う慈善家としても知られており、ホームレス支援や環境保護キャンペーンなどの慈善動画にも取り組んで、積極的に社会貢献を進める姿勢が評価されています。
他にはないクリエイティブな動画スタイルなものが多く、斬新で奇抜な発想でも実行して世界中からファンを増やしています!
その証拠に、2023年のタイム誌には"世界で最も影響のある100人"に選ばれています。20代前半で若くして世界トップインフルエンサーとして成功を挙げた一人と覚えておきたい人物です!
MrBeast(ミスタービースト)がYouTubeで成功した理由とは?
Youtube活動の始まり
MrBeastのYoutube人生は、2012年2月、13歳の頃に始まりました。
初期の動画では、MineCraftやコールオブデューティーなどをはじめとした話題作を扱ったゲーム実況をメインに投稿。
しかし、ゲーム実況だけでは伸びず、ピューディパイなどの人気Youtuberや有名人などから資産を推定する動画、Youtuberになるためのアイデアを提供する動画などで新しく展開。ですがこれも視聴者を惹き付けることに失敗。
それでも、これで諦めたわけではなく、めげずに動画投稿を続けました。
その結果もあり、2015年に始めた「Worst Intro(最悪の出だし)」というYoutuberの動画の挨拶部分を茶化したシリーズを打ち出し、バズることに成功。これがMrBeastの大きな転機となり、2016年6月には登録者5万人、そして、7月には10万人に到達していました。
この最初の頃の挑戦と失敗から学んだチャレンジ精神が、MrBeastの今後の独自スタイルを形作り、成功への一歩となったのかもしれません。
YouTube一本で生きることを決心
「Worst Intro」シリーズで有名となったMrBeastですが、これで満足したわけではありませんでした。
2016年の秋、大学に進学するもわずか2週間で退学。このとき自身の中で「Youtubeだけで生きる」と決心し、Youtubeの道だけを選ぶ覚悟を決めました。
しかし、母親はYoutuberで生きることに反対。それでも、母親の反対を押し切って「Youtube以外の何かをするなら、貧乏になったほうがマシだ」だと語り、実家を出て職にも就かずYoutubeと共に生きることに。
一般的な考えならYoutubeで成功する訳がないと思う人が多いかもしれません。ですが、MrBeastが起こす大成功は思ったよりも早く訪れました。
どのような動画がバズるのかを理解
2017年1月、『1~100000まで数える』動画を投稿。映像は24時間弱もの長編ですが、この動画が人づてで広まり大きく拡散されることとなります。
その後、『同じ動画を10時間見続ける』『ハンドスピナーを24時間回し続ける』『19万文字分の英単語を読む』などのJunklordと呼ばれる”無駄なことをする”コンテンツで大きな注目を浴びました。
みなさんの中にも話題になってる動画を見たことがあるかと思いますが、「他にもこのシリーズの動画を見てみたい」といった考えになったことがあるのではないでしょうか。
MrBeastはまさに視聴者の需要を把握してYoutubeでどのようなものがバズるのかを理解していました。
これまで数々の挑戦を経て、多くの失敗を経験しましたが、その過程が彼にヒントを与えたのでしょう。2017年11月には、登録者数は100万人を超えMrBeastはここからさらなる成功の道を歩んでいきます。
次にバズるために行ったのは、後に慈善家と呼ばれることになるチャリティー動画でした。
Youtubeの収益やスポンサーから得た収益を使って、ホームレスにお金をプレゼントする動画を企画し、貰った人の感動する姿や喜びの反応が話題となり益々注目を集めました。
さらにお金を使った企画で展開していき、通りすがりの人や配信者そして大量のチップなど様々な形でお金をあげる系の動画を制作していきました。
このお金を惜しまず使っていくスタイルは”自身が成長するための投資”だと語っています。
長期的なビジョンを見据えて失敗を恐れずに挑戦し、それが成功に繋がるスタイルを確立したのです。だからこそ、億を超えるチャンネルに育つことができたのでしょう。
慈善家MrBeast(ミスタービースト)の姿とは?
単なるエンターテイナーとして終わらず慈善家としても知られるMrBeast。これまで社会貢献から環境保護に至るまで、多くの慈善プロジェクトに携わり、Youtuber最大の慈善家を確立しています。
地球を守る環境保護プロジェクト
2019年に、2000万本もの木を植える『TeamTrees』というプロジェクトを立ち上げ、約2カ月で目標金額である2000万ドル(1ドルに付き1本)もの寄付金を集めることに成功。
植樹されたのはアメリカ国内をはじめ、アフリカ・中国やインドなどのアジア・オセアニア地域・ヨーロッパに渡って行われ、2023年10月時点では、全世界に2440万本以上もの木を植えています。
当初の予定を超える木を植え、現在も『TeamTrees』のプロジェクトは続けられて世界各地から寄付を集めています。
※『TeamTrees』のリアルタイムの進行状況はこちら→#teamtrees(寄付サイト)
また、緑を守るだけなく2021年にはプラスチックなどの海洋ゴミを取り除くプロジェクト『TeamSeas』も立ち上げています。
寄付金1ドル当たり1ポンド(約0.45kg)3000万ドルを集めおよそ1360万トンもの海洋ゴミを取り除くことを目標として、2021年末には目標金額を達成。こちらも現在も続いており、2023年10月時点で、約3349万ポンドおよそ1519トンもの海洋ゴミを取り除きました。
※『TeamSeas』のリアルタイム状況はこちら→#TeamSeas(寄付サイト)
医療ボランティア
MrBeastは、視覚や聴覚に障害がある人それぞれ1000人に手術費を自己負担で提供したこともあります。
これには、”治療費が払えず困っている患者の多さ”に加え”病気を患っている人の多さ”など世界の現実を訴える目的がありました。
この支援を通じて、世界の病気や障害を持つ人を浮き彫りにし、社会的課題だと啓発のメッセージとなりました。
彼が支援の見本となることで多くの人の意識を高めたことに間違いありません。
YouTubeで繋げる慈善活動チャンネルを開設
メインチャンネルとは別にサブチャンネルもいくつか運営していますが、慈善活動に焦点を当てた『
貧困層の支援・災害支援・教育支援などといった社会的課題についてを紹介し、社会貢献への取り組みにアプローチをかけています。
また、このチャンネルから得た収益は全て慈善団体に寄付をしており、動画を見る視聴者の方もある意味では慈善活動に貢献している形となっています!
チャンネルはこちら→Beast Philanthropy - YouTube
まとめ
YouTubeのワールドスターであるMrBeast。
失敗から学び、チャレンジ精神と独自のスタイルを育ませ、大成功の道を切り開いた、その挑戦的な行動力は我々も見習うところがあります。
エンターテインメントから環境保護・社会貢献など幅広いテーマで注目を集め、これからも新しいスタイルで視聴者を楽しませてくれることでしょう!
是非、MrBeastのチャンネルに訪れてみてください!
MrBeastの主なSNSリンク↓↓
・Youtube
メインチャンネル→MrBeast - YouTube
慈善チャンネル→Beast Philanthropy - YouTube
・X(Twitter)